元プロ野球選手が書いた本おすすめ26選【2021年最新版】

野球本

「プロ野球選手が書いた本の一覧が知りたい」とお考えではないでしょうか?

プロ野球選手として成功した人の考え方は、私たちの日々の生活やビジネスにも通ずるものがあります。

この記事では、元プロ野球選手(一部、現役選手も)が書いた本を最新順に26冊紹介します。ぜひ手に取ってみて、日常に役立ててみてください。

目次

元プロ野球選手が書いた本を最新順に紹介

それでは、さっそく元プロ野球選手が書いた本を最新順にチェックしていきましょう。

野球界の裏側を知れる本から、野球に詳しくない人でも参考になる本まで、幅広いテーマの野球本を紹介していきます。

『ベースボールインテリジェンス 実践と復習の反復で「頭を整理する」』著:川相 昌弘

出版年2020年
出版社カンゼン
著者の主な球歴読売ジャイアンツ/中日ドラゴンズ

本書の著書は、通算犠打数533本の世界記録を持ち、ゴールデングラブ賞6回の受賞歴を持つ名選手・川相昌弘選手です。

川相選手がプロ野球人生で書き綴ったノートを基に、体系化された野球の技術論と指導論が書かれています。本人実演の解説もあり、写真も多く掲載されているので、誰が読んでも分かりやすいのが特徴です。

現役選手と指導者にとっては、新しいメソッドと知見を得られる貴重なノウハウ本に仕上がっています。野球の技術を上げたいのであればぜひ読んでおきたい1冊といえるでしょう。

『もう一度、プロ野球選手になる。』著:新庄 剛志

出版年2020年
出版社ポプラ社
著者の主な球歴ニューヨーク・メッツ/阪神タイガース/北海道日本ハムファイターズなど

10回のゴールデングラブ賞受賞や日本人選手で初めてのワールドシリーズ出場など、数々の偉業を成し遂げた新庄剛志さんが2020年に出版した本が『もう一度、プロ野球選手になる。』です。

新庄さんは、2006年に日本ハムを日本シリーズ優勝に導いたあと、現役引退をしています。しかし、48歳になった2019年に、再び現役復帰を目標に掲げることを世の中に宣言するのでした。

そんな新庄さんの「プロ野球現役復帰宣言」の真相や、数々の伝説を残してきた新庄さんだからこそ語れる「夢の叶え方」などが本書には掲載されています。

48歳になり新しく夢を追いかけるようになった新庄さんの気持ちを綴った本書は、挑戦したい人に勇気を与えてくれます。

『だから僕は練習する 天才たちに近づくための挑戦』著:和田 毅

出版年2020年
出版社ダイヤモンド社
著者の主な球歴福岡ダイエーホークス/福岡ソフトバンクホークス/シカゴ・カプス

福岡ソフトバンクホークスの投手として活躍する和田毅選手の著書が『だから僕は練習する 天才たちに近づくための挑戦』です。

本書は、「なぜふつうの野球少年がプロ野球選手になれたのか」をテーマに、天才に近づく練習論や、勝つための心の磨き方などを熱弁しています。野球をベースにしていますが、その勝つための考え方は、一般の仕事や生活でも参考になること間違いなしです。

「人より優れていない」、「才能がない」などのコンプレックスを持っている人も、和田選手の考え方と覚悟に勇気付けられる本になっています。章立ても分かりやすく文章量も多すぎないので、誰でも読みやすい野球本です。

『ゆけゆけ! 「無敵バッテリー」 野球の超正論』著:江本孟紀、里崎智也

出版年2020年
出版社徳間書店
著者の主な球歴(江本孟紀)阪神タイガース/南海ホークス
著書の主な球歴(里崎智也)千葉ロッテマリーンズ

本書は、プロ通算成績113勝126敗19セーブでオールスター出場経験5回の江本孟紀と、2006年のWBCで正捕手として日本を世界一に導いた里崎智也の共著です。

「コロナ禍のプロ野球界にあの無敵バッテリーが再びハッパをかける」をテーマに、著書の2人が球界への忖度ゼロでさまざまな仰天情報を暴露する内容になっています。

ワースト記録更新の日本シリーズを叱ったり、なぜ大城が巨人の正捕手に定着できたのかを解説したりと、野球ファンが気になる話題ばかりです。

『「問いかけ」からすべてはじまる』著:野村 克也

出版年2020年
出版社詩想社
著者の主な球歴南海ホークス/ヤクルトスワローズ/阪神タイガースなど

本書の著書は、現役時代はMVP5度、本塁打王9度、打点王7度などの輝かしい経歴を持ち、監督としては数々のチームを優勝に導いてきた野村克也監督です。

「なぜか」と自問することで人は成長し、「なぜか」とリーダーが問うことで人材も組織も伸びていく。という考え方のもと、人の可能性を広げる「問いかけ」の技術が明かされています。

何十年にもわたり第一線で活躍してきた野村監督だからこそ究明できた「問いかけ力」は、潜在意識を開花させたい人にとって大きな活路を見出してくれるはずです。

野球だけではなく仕事や私生活でも役立つ知識がつまっています。

『リーダー論~覚悟を持って道を示せ』著:野村 克也

出版年2020年
出版社大和書房
著者の主な球歴南海ホークス/ヤクルトスワローズ/阪神タイガースなど

本書は、1970年の35歳から選手権監督に就任し、長きにわたり日本のプロ野球チームを勝利に導いてきた野村克也監督だからこそ書ける野球本といえます。

本書では「チームをやる気にさせ、結果を出すリーダーが心得るべきこと」をテーマに、野村監督が考えるリーダーの哲学が語られています。

「耳に痛い言葉こそ真剣に伝えよ」、「自分以外のすべてに学べ」など、目から鱗のリーダー論がまとめられていて、野村監督のファンだけではなく、チームを引っ張るビジネスマンにもおすすめできる1冊です。

また、野球にまつわる事例が多く取り入れられていて、野球ファンには嬉しい舞台裏の出来事も細かに書かれています。

『使いこなされる力。 名将たちが頼りにした、“使い勝手”の真髄とは。』著:森野 将彦

出版年2020年
出版社東京ニュース通信社
著者の主な球歴中日ドラゴンズ

本書の著者は、中日ドラゴンズの黄金期を支えた選手で、日本代表として北京オリンピックにも出場経験のある森野将彦コーチです。

どこでも守れるユーティリティプレイヤーでありながら、常にクリーンナップを任されるほどの勝負強さも持っていた森野コーチは、現役時代さまざまな監督から使われてきました。

本書では、そんな森野コーチが「使いこなされる力」の磨き方について力説しています。森野コーチの使い勝手の良さは、処世術だけでは実現せず、血がにじむほどの練習や誰にも負けない気概が必要になると感じられます。

野球好きはもちろんのこと、大きな壁を越えなければならない社会人や学生にも大きなヒントを授けてくれる1冊です。

『新装版 私が野球から学んだ人生で最も大切な101のこと』著:野村 克也

出版年2020年
出版社海竜社
著者の主な球歴南海ホークス/ヤクルトスワローズ/阪神タイガースなど

2020年の2月に急逝してしまった野村克也監督に追悼の意を込めて出版されたのが本書『新装版 私が野球から学んだ人生で最も大切な101のこと』です。

野村克也監督が50年以上にわたる野球人生から得た「人生で最も大切なこと」が101の項目にまとめられています。

野球にまつわる事柄はもちろんのこと、リーダー論や組織論、生き方論まで幅広い項目についてまとめられた本書は、まさに「野村流・人間学の集大成」といえるでしょう。

1冊持っておけば、人生の岐路に立たされたときや落ち込んだとき、迷ったときなどにヒントを与えてくれる本になります。

『名投手 – 江夏が選ぶ伝説の21人』著:江夏 豊

出版年2020年
出版社ワニブックス
著者の主な球歴南海ホークス/阪神タイガース/西武ライオンズなど

本書の著書は、現役時代に2度のMVP、5度の最優秀救援投手、1度の沢村賞などの輝かしい経歴で「優勝請負人」と呼ばれ、現在も野球中継の解説者として人気の高い江夏豊です。

本書では、現役時代から現在の解説者時代まで、常にプロ野球の現場を見てきた江夏氏が、これまで日本プロ野球界で活躍してきた名投手について語っています。

野球本といえば技術やマインドについて語っている本が多い中、本書は金田正一やダルビッシュ有など、野球史に残る名選手を詳しく解説している興味深い本です。

「プロ野球の歴史書」といっても過言ではないほど投手について語りつくされた本書は、野球ファンであれば楽しく読める1冊に仕上がっています。

『人としてどう生きるか 野村克也の人生訓』著:野村 克也

出版年2020年
出版社宝島社
著者の主な球歴南海ホークス/ヤクルトスワローズ/阪神タイガースなど

プロ野球選手だけではなく、野球監督としても常に第一線で活躍してきた野村克也監督の人生訓をまとめた本が『人としてどう生きるか 野村克也の人生訓』です。

「野村語録の集大成」として、人生の酸いも甘いも知り尽くしてきた野村監督の人生哲学が綴られています。

野球に人生を捧げてきた野村監督のメッセージは、現役選手や、監督に大きなヒントを与えてくれること間違いなしです。タイトルに「人生訓」とあるように、野球との関わりが少ない社会人や学生でも、大いに役立つ本に仕上がっています。

本書では、これまでの代表的な名言に加え、野村監督が晩年に取材で語った新しい語録も追加されています。

『決断=実行』著:落合 博満

出版年2018年
出版社ダイヤモンド社
著者の主な球歴中日ドラゴンズ/読売ジャイアンツ/日本ハムファイターズなど

通算成績2236試合、7627打数2371安打、打率.311の記録を持つ野球界のレジェンド落合博満監督の2018年の著書が『決断=実行』です。

42万部のベストセラーになった2011年発行の『采配』から、7年ぶりにアップデートされた著書になります。指導者としても人としてもさらに成長した落合監督の人・組織・ルールの在り方や考え方が解説されています。

これまでの著書よりも野球に軸を寄せてきており、落合監督がどういう思考でこれまでの業績を残してきたかを学べるので、指導者だけではなく指導される側も読んでおきたい1冊です。

勝てるデータ活用術や控え選手との接し方など、具体的なノウハウも書かれています。

『最高のコーチは、教えない。』著:吉井理人

出版年2018年
出版社ディスカヴァー・トウェンティワン
著者の主な球歴千葉ロッテマリーンズ/オリックス・ブルーウェーブ/北海道日本ハムファイターズ(監督)など

現役時代は最優秀救援投手タイトルの獲得やチームの日本一に貢献し、引退後は投手コーチとして日本一に輝いたことのある吉井理人コーチの著書が『最高のコーチは、教えない。』です。

これまで、コーチといえば自分の尺度で選手を見て、自分の尺度に合わせて選手を修正する指導方法が一般的でした。しかし、吉井コーチははじめに選手にどんなピッチングがしたいのかを聞き出し、その方向性に沿ったアドバイスをする手法を取っています。

そんな吉井コーチの「教える」ではなく「考えさせる」コーチング理論が書かれているのが本書です。部下の指導方法に悩む上司やチームを引っ張るリーダーにもおすすめできます。

『わいたこら。 ――人生を超ポジティブに生きる僕の方法』著:新庄 剛志

出版年2018年
出版社学研プラス
著者の主な球歴ニューヨーク・メッツ/阪神タイガース/北海道日本ハムファイターズなど

本書は、球団歴代最年少の先発4番打者として出場を記録し、米大リーグ球団での活躍も経験のある新庄剛志選手が2018年に発行した本です。

野球選手として大きな活躍を果たした新庄さんですが、本書では、そんな新庄さんが20億円もの大金を他人に取られた「前代未聞のしくじり体験」が赤裸々に語られています。一般人なら絶望して立ち直れなくなるようなエピソードでも、新庄さんはこのしくじり体験をポジティブに乗り越えていき、復活劇を果たしています。

しくじり体験からの復活劇ストーリーを楽しみながら、新庄さんの運を味方につける考え方や、ポジティブ思考を学べる良書です。

『プロ野球 奇人変人列伝』著:野村 克也

出版年2017年
出版社詩想社
著者の主な球歴南海ホークス/ヤクルトスワローズ/阪神タイガースなど

ゴールデングラブ賞の受賞や本塁打王の獲得経験があり、監督としてはヤクルトスワローズを4度の優勝に導いた野村克也監督の2017年の著書が『プロ野球 奇人変人列伝』です。

野村監督の著書はマインドや技術に関する本が多くありますが、本書は「ノムラが見た球史に輝く強烈キャラクター」をテーマに、52人の奇人変人が紹介されています。

「徹夜で麻雀をして球場入りするなり出番まで医務室で寝ている選手」や「財布を持ち歩かないドケチ選手」など、長年現場にいる野村監督だからこそ明かせる野球選手たちの裏側を楽しく紹介した本です。

テレビでは輝かしく活躍する野球選手ですが、そんな野球選手たちの意外な一面を垣間見たい人にはおすすめの1冊といえるでしょう。

『野村克也 100の言葉』著:野村 克也

出版年2016年
出版社宝島社
著者の主な球歴南海ホークス/ヤクルトスワローズ/阪神タイガースなど

野球界のレジェンドである野村克也監督のこれまでの名言をまとめた本が『野村克也 100の言葉』です。

「組織はリーダーの力量以上には伸びない」、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」など、第一線で活躍し続けた野村監督の本質を捉えた名言が紹介されています。

野球についてのテーマはもちろんですが、人としての生き方や人間関係の築き方など、人生を上手く生きるヒントが多く盛り込まれているので、幅広い業界の人から支持されている良書です。

野村監督はこれまで多くの著書を出していますが、その中でも短くシンプルにまとまっているので、はじめの1冊としてもおすすめできます。

『石川雅規のピッチングバイブル』著:石川 雅規

出版年2016年
出版社ベースボール・マガジン社
著者の主な球歴ヤクルトスワローズ/東京ヤクルトスワローズなど

2000年シドニーオリンピック出場や、新人王の獲得、最優秀防御率獲得などの経験がある現役投手の石川雅規選手の本が『石川雅規のピッチングバイブル』です。

石川選手は、身長167cmの小柄な体型で、ストレートは平均132kmと、いわゆる恵まれた才能や体型を持っているわけではありません。しかし、多彩な変化球や抜群のコントロール力を活かし、プロ14年で144勝、11度の2桁勝利を挙げています。

そんな石川選手のピッチング技術を解説したのが本書です。イラストや写真付きで、練習の仕方や変化球の投げ方、こだわりの用具などが紹介されています。

学生から社会人まで、野球で結果を残したい人におすすめできる1冊です。

『落合博満 バッティングの理屈―――三冠王が考え抜いた「野球の基本」』著:落合 博満

出版年2015年
出版社ダイヤモンド社
著者の主な球歴中日ドラゴンズ/読売ジャイアンツ/日本ハムファイターズなど

本書の著書は、現役時代は3年連続首位打者、2年連続の三冠王などの偉業を達成し、監督に就任してからは何度もチームを日本一に導いた落合博満監督です。

タイトルにあるとおり、本書は落合監督の現役時代の「バッティング理論」をまとめた1冊になっています。プロからアマチュア、さらに選手から指導者まで、野球関係者であれば必ず読んでおきたい名著です。

バッティングは野球の中でも特に技術習得が難しいといわれていますが、本書ではバッティングの基本から効果的な練習法まで、あらゆる角度でバッティング技術の獲得方法を解説しています。

表面的な技術だけではなく、「なぜそうなるのか」の理屈までを追求しているので、より深く学べる内容に仕上がっています。

『絆 冬は必ず春となる』著:岩隈 久志

出版年2014年
出版社潮出出版社
著者の主な球歴シアトル・マリナーズ/読売ジャイアンツ/東北楽天ゴールデンイーグルスなど

日本プロ野球では最多勝・防御率・勝率の三冠タイトルを獲得し、2012年からはメジャーリーグでの活躍も果たした岩隈久志選手の本が『絆 冬は必ず春となる』です。

本書では、「逆境に打ち勝つ」というテーマを軸に、岩隈選手の野球人生で体験してきた苦悩や壁の乗り越え方などが書かれています。

「メジャー挑戦の決断」や「世界で勝つための極意」など、当時の岩隈選手の心境や舞台裏を垣間見られる本です。さらに、本書が出版された当時はまだ地震による被害が大きかった東北の復興への思いが綴られています。

岩隈選手のファンはもちろんのこと、人生に悩んでいる方や、次の1歩が踏み出せない方にもおすすめできる1冊です。

『逆境を笑え 野球小僧の壁に立ち向かう方法』著:川﨑 宗則

出版年2014年
出版社文藝春秋
著者の主な球歴シアトル・マリナーズ/福岡ソフトバンクホークス/栃木ゴールデンブレーブスなど

本書の著書は、福岡ダイエーホークスでは日本一に貢献し、最多安打や盗塁王の獲得経験もある川﨑宗則選手です。

本書では、甲子園から日本プロ野球、そしてメジャーリーグとさまざまな舞台で活躍してきた川崎選手の半生と舞台裏が書かれています。その過程で、川崎選手はどうやって逆境を乗り越えてきたのか、どのようにポジティブさを保てたのか、などを学べる1冊です。

一見すると順風満帆に見える川崎選手の野球人生ですが、そこには絶望や挫折も多くあり、それでも希望を持って前に進み続ける川崎選手の力強さに胸を打たれます。

『人生で本当に大切なこと 壁にぶつかっている君たちへ』著:王 貞治、岡田 武史

出版年2011年
出版社幻冬舎
著者の主な球歴読売ジャイアンツ/福岡ソフトバンクホークス

野球界のレジェンド・王貞治と、サッカー界のレジェンド・岡田武史の共著が『人生で本当に大切なこと 壁にぶつかっている君たちへ』です。

本書では、数々の偉業を成し遂げるまでに多くの失敗や挫折を味わってきた著書の2人が、これまでに得てきた勝利術や人生哲学を紹介しています。

「選択に迷ったら難しいほうを選べ」、「小さいことに手を抜くと運が逃げる」など、人生で悩んでいる若者に向けて、困難の乗り越え方や、大切なモノの掴み方を教えてくれます。

中高生向けに書かれた本なので、さらっと読みやすく、あらゆる人におすすめできる1冊です。

『采配』著:落合 博満

出版年2011年
出版社ダイヤモンド社
著者の主な球歴中日ドラゴンズ/読売ジャイアンツ/日本ハムファイターズなど

現役時代は3度の三冠王を獲得し、現役引退後は監督として中日ドラゴンズをリーグ優勝に導いた落合博満監督の著書が『采配』です。

本書では、常勝チームを作り上げ、野球殿堂の殿堂入りまで果たした著者の「勝利を引き寄せる66の言葉」が集められています。

前著『コーチング』から10年ぶりに書き下ろされた本書は、野球をテーマにしたビジネス書と呼べるでしょう。野球ファンはもちろんのこと、部下の育成で悩む上司や結果を出したいビジネスマンなどにもヒントを授けてくれる1冊です。

『フルタの方程式』著:古田 敦也

出版年2009年
出版社朝日新聞出版
著者の主な球歴ヤクルトスワローズ/東京ヤクルトスワローズなど

プロ2年目で首位打者獲得、5度のリーグ優勝、4度の日本一への貢献など、野球殿堂入りを果たしている日本プロ野球界の名捕手・古田敦也さんの著書が『フルタの方程式』です。

本書は、テレビ朝日で放送されていた「フルタの方程式」という番組を本にしています。ミットの構え方やスローイング、盗塁の刺し方など、古田さんがこれまでの野球人生で学んできたあらゆる技術が明かされた1冊です。

さらに野村監督にも負けない精神論やメンタル強化法なども書かれているので、野球好きだけではなく人材育成に悩むビジネスマンにもおすすめできます。

実際のテクニックを解説したDVDがついているのも嬉しいポイントです。

『野村ノート』著:野村 克也

出版年2009年
出版社小学館
著者の主な球歴南海ホークス/ヤクルトスワローズ/阪神タイガースなど

戦後初の三冠王や数々の打撃タイトルの獲得、さらに監督として弱小球団を3度の日本一に導いた日本プロ野球界のレジェンド・野村克也監督の本が『野村ノート』です。

創立5年目の楽天球団を監督としてクライマックスシリーズへと導いた野村監督ですが、その野球人生で得てきた原理原則を綴った伝説のメモを本にしています。

野村ノートには、「配球の原点」や「人づくりのポイント」、「指揮官・リーダーの心構え」など、野球には欠かせない技術理論や管理術がびっしりと書き込まれています。「球界のバイブル」とも呼ばれる名著です。

『寛容力 ~怒らないから選手は伸びる~』著:渡辺 久信

出版年2008年
出版社講談社
著者の主な球歴ヤクルトスワローズ/嘉南勇士/西部ライオンズなど

最高勝率1回、最多奪三振1回、ノーヒトノーラン達成経験など、輝かしい経歴を持ち、引退後は台湾で投手コーチ兼選手としても活躍した渡辺久信監督の著書が『寛容力 ~怒らないから選手は伸びる~』です。

渡辺久信監督は、就任1年目にしてライオンズをパ・リーグ優勝に導いた経験もある名監督ですが、本書では、そんな渡辺監督が意識している指導論をまとめています。

指導方法だけを述べる本ではなく、台湾球界時代の思い出や歴代名監督から学んだことなども盛り込み、渡辺監督の野球人生で起こった出来事も同時に楽しめるような内容に仕上がっています。

野球選手の日常や舞台裏などを知りたい人にもおすすめです。

『不動心』著:松井 秀喜

出版年2007年
出版社新潮社
著者の主な球歴ニューヨークヤンキース/読売ジャイアンツ/ロサンゼルス・エンゼルスなど

1993年にドラフト1位で読売ジャイアンツに入団し、2002年からはニューヨークヤンキースで活躍した日本の伝説野球選手・松井秀喜の著書が『不動心』です。

松井秀喜選手は、2006年に左手首骨折という選手生命を脅かすほどの大怪我をしましたが、そこから見事な復活を遂げています。そんな松井秀喜選手のマイナスをプラスに変える独自の思考法が記された本が本書です。

「コントロールできることとできないことを分ける」、「悔しさはあえて口に出さない」など、松井秀喜選手がこれまで戦い続けてきた中で得てきた教訓が具体的に解説されています。

『コーチング―言葉と信念の魔術』著:落合 博満

出版年2001年
出版社ダイヤモンド社
著者の主な球歴中日ドラゴンズ/読売ジャイアンツ/日本ハムファイターズなど

本書は、現役時代は名打者として活躍し、監督時代には中日ドラゴンズの黄金期をつくったともいわれる野球界のレジェンド・落合博光によるコーチング本です。

本書では、落合監督自身が初めて受けたコーチングの経験や、自分がコーチングをした経験をもとに、人を育て、伸ばすためのノウハウが書かれています。

短所を指摘するのではなく長所を伸ばす方針や、選手の自助努力を促す姿勢などに言及していて、現役の監督やコーチ、リーダーに深く刺さる内容に仕上がっています。

ページ数はそれほど多くなく、文章もシンプルでテンポが良いので、読書慣れしていない人にもおすすめできる1冊です。

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